2010年01月20日

巨大ポットホール石

環境省職員とともに城ヶ崎自然研究路をパトロールしました。


かんのん浜の直径70cmあるポットホール石 波が来るとゴロンと前に動きます


ポットホールとは水流でできる渦により小石などが回転してできる岩石上のまるい穴をさします。
河川で良く見られ河津七滝釜滝の吊り橋から下を見ると直径80cmほどの丸い穴が見えます。
普通ホール内の石は、大水などで流されてしまうので、氷河で見られるような整った球形の石を見ることはほとんどできません。
そのうえ直径70cmの美しい球形となると、国の天然記念物に匹敵すると言って過言でないと思います。

最近テレビなどでも紹介され、探しに来られる人もおおくなりましたが、やや危険な場所にあるため、看板等の設置はありません。
観察したいかたは、伊東の案内人会に同行をお願いするなどしてください。
いずれにせよ岩場をよじ登りますので、体力のないかた、足のふらつくかたはNGです。
それから観察にともなう事故は自己責任となりますので十分注意して下さい。
  

Posted by 天城自然ガイドクラブ at 11:33Comments(0)TrackBack(0)驚き

2010年01月14日

フウトウカズラの実と博打の木

今日は、土肥の恋人岬と交差する「廻り崎遊歩道」を環境省職員とパトロールでした。



恋人岬は視界良好! しかし寒い


海岸近くの森を歩くと地面や樹木を覆いつくしている黒っぽい緑色のツル性植物を見かけます。
フウトウカズラといい、コショウの仲間なのでちぎるとスパイシーな香りがします。


フウトウカズラの実 これほど成っているのも珍しい




バクチノキ(博打の木)の大木も観察

この木名の由来は、絶えず古い樹皮がうろこ状に剥がれ落ち、黄赤色の幹が露わになるところから、博打で身ぐるみ剥がされるようすをたとえたものです。


ご注意:廻り崎遊歩道の恋人岬-小峰間は現在崖崩れの危険があるため通行止めとなっています。  

Posted by 天城自然ガイドクラブ at 19:22Comments(0)TrackBack(0)エコツーリズム

2010年01月01日

初日の出&河津桜

新年明けましておめでとうございます。

本年も仲間と青すず台(標高1237m)で伊豆でほぼ一番早い初日の出を拝みました。



気温マイナス8度 そして強風 じっと我慢で日の出を待ちます



出ました 美しい



朝焼けに照らされた霧氷も格別



八丁池も氷結してました



里では田中区共同湯前の河津桜が5分咲 伊豆って凄い

  

Posted by ANGC-ブナ次郎 at 15:13Comments(0)TrackBack(1)伊豆地域情報

2009年12月24日

奥沼津アルプス

クラブのメンバーと「奥沼津アルプス」を歩いて来ました。
人気のある「沼津アルプス」の東側に連なる山稜が奥沼津アルプスです。
訪れる人はさほど多くはありませんが、沼津アルプス同様変化に富み、中々魅力のあるコースです。


<写真はだるま山高原レストハウスから>
内浦湾の後に連なる山稜が沼津アルプスの一部と奥沼津アルプス。
左のピークが鷲津山(392m)、淡島の真後ろが大平山(356m)。大平山から右(東方向)に延びる山稜が奥沼津アルプス。大平山から左に鷲津山、そして北方向に香貫山までが沼津アルプス。
バックには箱根の神山、駒ケ岳が見える。

ルートは伊豆の国市と函南町境にある日守登山口~大嵐山(日守山公園)~大平山~鷲津山~御前帰(ごぜがえり)です。里山歩きや富士山の展望も楽しめます。ただ、ロープ場が多く、はしご場、やせ尾根もあり、十分注意が必要です。初心者の方は経験のある方との同行をお勧めします。



変わった名前の木がありました。
「バクチノキ」<博打の木/別名ビランジュ>
名前は樹皮が次々にはがれ落ちるのを、博打に負けて身ぐるみはがされるのにたとえたものから付いたそうです。紅黄色の部分がはがれたあと。



これからの季節は空気が澄み、富士山や南アルプスの見える機会がぐっと増します。
左から連なるのが沼津アルプス。



大平山山頂。ここから始まる沼津アルプスは道標や歩道もしっかり整備されています。



鷲津山から少し下がった小鷲津山からの駿河湾と富士山の絶景。

沼津アルプス~奥沼津アルプスの踏破には、健脚の方でもたっぷり1日はかかりますのでご注意を。  

Posted by ANGCーあまぎくん at 14:28Comments(0)TrackBack(0)伊豆地域情報

2009年12月15日

伊豆山稜線歩道のブナ林

伊豆山稜線歩道の猫越(ねっこ)岳~ツゲ峠付近のブナ林を歩いて来ました。


初冬を迎えすっかり葉を落としたブナ林。
風もなく静かな森。 ブナ林の下は落ち葉のじゅうたんが軟らかく気持ちがいい。
ゆっくり踏みしめ歩きたいですね。



ブナの寿命は200~300年位と言われています。
天城で見られる長寿のブナはこのような樹形をしているものが多いです。



このブナ「石の上にも・・年」でしょうか。 長い年月が感じられます。




この時期、落葉したブナが山を覆い尽くしているのが良く分かります。
樹や枝先が白っぽく見えます。


天城でも最大級(幹周囲)のブナです。 樹齢は300年を超えているでしょうか。
このブナも2m付近から枝分かれし、大きく樹冠を広げています。



ブナ林と言ってもブナだけではなく他の樹木も沢山見られます。
「妖怪・・?」のように見えるこの木は「ヤマグルマ」です。
常緑樹ですが、天城にはブナ林の中にも多く見ることができます。
特に根から幹にかけての形状に変化が多く、様々な姿を見せてくれます。





冬を迎えたばかりですが、木々は既に来春の準備を整えています。
「アセビ」も既に花芽を沢山つけて準備万端。
でも、この蕾、白い花をつけるものより色が濃いようです。天城には淡紅色(濃淡のある)のアセビもまれに見られます。ひょっとするとその種かも知れません。  

Posted by ANGCーあまぎくん at 16:19Comments(0)TrackBack(0)伊豆地域情報